千葉県柏市で3年ぶりに開催された第69回柏市民将棋大会に参加しましたので、その模様を記事にします。
第69回柏市民将棋大会概要
柏市民将棋大会の概要は下記の通りです。
開催日時 | 2022年11月5日(土) 9:30受付/10:00開会/16:30終了(予定) |
対象・カテゴリー | 一般 A級(四段以上) B級(三段以下) C級(小学生以下) ※小学生でも四段以上であればA級に参加 |
参加枠 | 特になし |
参加費 | 一般 1500円 支部会員 中高大学専門学校生 65才以上の方 女性 1000円 ※証明できるものを持参要 小学生以下 500円円 |
申込方法 | 事前申込 メールのみの受付 nozakiseiichi0809@gmail.com 当日参加も可能だが事前申し込み多数の場合参加できない場合もあり |
備考 | 審判長 石田和雄九段 ゲスト棋士 三枚堂達也七段 加藤結李愛女流初段 |
詳細URL | 11月5日(土)柏市民将棋大会(市民以外の参加可能)再掲 – 日本将棋連盟東葛支部 柏将棋センター (kashiwa-shogi.com) |
柏市民将棋大会は今年でなんと69回目。
冒頭で挨拶をされていた石田和雄九段の話ですと、柏市の歴史とほぼ同期間で将棋大会が開催されているとのことです。
半世紀以上も続いている大会。先人たちの思いを引き継がれて開催されているのですね。
大会の様子
会場入りから受付まで
柏市民将棋大会の会場は、柏市中央公民館4Fで開かれました。
柏市中央公民館はJR柏駅から徒歩5分ほどです。
道中に柏将棋センターもあります。
駅からもさほど遠くありません。
私は9時半に会場入りしましたが、すでに受付が始まっていました。
事前申込制だったので、受付はスムーズです。
入口の受付で参加費を払います。
隣で組み合わせのくじを引き、また参加賞をいただく流れでした。
開会式
受付を終えて、10時より開会式が始まります。
野崎東葛支部長が司会進行をされておられましたが、声が大きく要領よく話をされており、とても上手でした。
- ゲスト棋士 三枚堂七段、加藤結李愛女流初段ご挨拶
- 大会方式・ルールの説明
- 審判長 石田和雄九段のご挨拶・大会始めの号令
三枚堂七段はスーツをびしっと決めておられて、格好よかったです。
来期竜王戦は一組に在籍されるとのこと、ご活躍が楽しみです。
石田九段の挨拶では、柏市民将棋大会の歴史や柏市が将棋の町になってきたことを話されてました。
これも200人支部まで大きくされた石田九段の普及活動の賜物かと思います。
本日の参加人数は下記の通りです。
- A級(四段以上):20名
- B級(三段以下):18名 (←私はここ)
- C級(子供の部):38名
トータル76名の参加でしたが、子供だけでも50人ぐらいは参加されていました。
対局(午前の部)
石田和雄九段の「対局始め」の号令で始まりました。
午前中は、A級、B級が2局で、C級は3局あります。
A級、B級はチェスクロックが入り、「持ち時間15分/切れたら一手30秒以内」のルールでした。
私の午前は1勝1敗。
一局目は優勢だったのですが、相手に99玉まで逃げられ、あえなく投了。
下記は投了図です。(これでは勝てませんね…。)
昼食休憩
二局目を12時前に終えましたが、1時まで昼食休憩に入ります。
4Fの会場では飲み物だけで食事はできなかったのですが、2F、3Fのフリースペースで食事をとることができ、私もそこでコンビニのおにぎりなどを食べて昼食としました。
1時間ほどあるので、外で食事する余裕もありますね。
対局(午後の部)
昼食休憩を終え、1時から3局目が始まりました。
この辺りから優勝者が見えてきます。
A級の強豪同士の対決にギャラリーも集まります。
ゲスト棋士の三枚堂達也七段、加藤結李愛女流初段の指導対局も行われました。
お二人とも3人以上を同時に相手にされ、指導対局は盛況でした。
私は午後も1勝1敗で、トータル2勝2敗で可もなく不可もなくで大会を終えました。
勝った将棋も負けた将棋も反省点の多い内容でした。
詰将棋をコツコツやっていますが、継続して終盤力を上げていきたいと思います。
対局していただいた4人の方(子供含む)はみんないい人で、気持ちよく将棋を指すことができました。
閉会式
3時過ぎに対局が終了し、表彰式を兼ねた閉会式が始まりました。
A級、B級はそれぞれ4対局、C級のこどもの部は6対局をこなしています。
今日の結果です。(敬称略)
優勝 | 二位 | 三位 | 四位 | |
---|---|---|---|---|
A級(四段以上) | 尾﨑 篤泰 | 小川 貴之 | 寺村 旺恭 | 美馬 和夫 |
B級(三段以下) | 岡崎 大志 | 吉岡 優 | 中村 爽太朗 | 高橋 誠(三位) |
C級(子供の部) | 武田 紀一郎 | 遠藤 新大 | 藤原 正治 | ― |
閉会式の中、三位までの入賞者には賞状が贈られました。
最後に、三枚堂七段、加藤女流初段、石田九段、山田市議会議員様より本日の総評をいただき、閉会となりました。
第69回柏市民将棋大会 あとがき
第69回柏市民将棋大会に参加させていただきましたが、朝の9時半から閉会の午後3時半までの6時間はあっという間でした。
近くの柏将棋センターに通われている方、子供教室で習われているお子さんが多かったように思いますが、なにかアットホームな将棋大会でした。
司会進行の野崎支部長を中心にスタッフの方が手際よく、受付から最後の閉会式までスムーズに進行していたように思います。
柏市民将棋大会の参加は初めてでしたが、大いに楽しむことができました。
指導対局も盛況だったようで、忙しい中遠くからお越しいただいた三枚堂七段、加藤女流初段のご活躍も大きかったです。
お二人には公式戦の方でもますますのご活躍を切に願っています。
大会結果としては、特にA級で若い方のご活躍が目立ちました。
優勝の尾崎君は、二日前の彩の国小学生名人戦に次いでの優勝。安定した力を発揮されています。
小学三年生の寺村君もアマ強豪に勝ち切るなど勝負強さを発揮して、3勝1敗。
お二人は11月20日のテーブルマークこども大会 関東大会でも優勝目指して頑張ってほしいと思います。
では第69回柏市民将棋大会の記事はこの辺で。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。
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