親将録(長男初心者編④)親将の先輩方

週一回南守谷将棋センターの子供将棋教室に通い始めた長男君。
長男君の付き添いで南守谷将棋センターに行っていた私も多くの親将さんと出会いました。
親将初心者の私にとって、先輩の親将さんからの情報は貴重なものばかり。

この記事では親将さんとの出会いや得られた情報のことを書いていきます。

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ダイス
  • 長男(大学1年)と次男(中3)を持つ親将(親将歴13年)
  • 日本将棋連盟茨城常南支部役員 広報部長
  • 千駄ヶ谷連盟道場初段、将棋ウォーズ二段
  • 2022年11月から「こども将棋情報室」のサイトを運営
目次

親将さんとの出会い

2011年夏から通い始めた子供将棋教室。
私は自分自身が将棋を指すので、いつも子供の対局を観戦していました。
多くの子供さんは一人で来ていましたが、中には私と同じように子供さんの対局を観戦している親御さんもいます。

小学5年生Ot君の親御さんは中でも熱心な親将さんでした。
初めて会話したのは、2012年の1月。
自身も将棋を指されるOtさんは親将歴1年ほどでしたが、かなりの情報通。
長男君が年長だったこともあってか気にかけていただき、よくアドバイスをいただきました。

Ot君は将棋を始めて1年ほどでしたが、すでに上級者レベル。
有段者レベルの4年生二人組(Si君、Ya君)には及ばないものの、低学年のNa君、Tu君同等もしくは少し上ぐらいでした。
親子で一生懸命に取り組んでおり、Ot君はメキメキと腕を上げていました。

親将のOtさんからいただく子供将棋情報は、親将初心者の私にとっては貴重なものばかりでした。

子供将棋情報

Otさんからは、「どんな勉強をしているのか」、「南守谷以外ではどこの教室に通っているのか」、「大会には出ているのか」などたくさんの質問から、多くのアドバイスをいただきました。

子供将棋大会の情報では、年5回開催される埼玉県の「久喜市将棋大会」、千葉県の「関宿城将棋大会」や地方の将棋大会などの参加を勧められました。
Otさんから勧められた大会の中でも特に久喜市将棋大会はクラス分けがきっちりされており、いい将棋大会でした。
過去に私・長男・次男合わせて10回以上は参加しています。

他にもOt君が通ったこともある子供教室も複数勧められ、後に埼玉県の「ドラの穴教室」に通うことになったのもOtさんの勧めと紹介があったのが大きかったです。

Otさんの「対局姿勢」を重視していた話は今でも印象に残っています。
・手は膝の上。
・よそ見をしない。
・ノータイムでは指さない。5秒の間を置く。

Otさんの話を聞いて以来、私も対局姿勢については長男君・次男君によく言っていました。
Otさんの「対局姿勢」の話は、息子達の棋力向上に役立ったように思います。

研修会

子供将棋教室のある時、一人の少年(小学6年生)が中学生相手に将棋を指していました。

Otさんがそっと私に耳打ちしてくれました。
「彼は研修会員だよ」

研修会員?
そう、当時の私はまだ「研修会」というものを知らなかったんです。

プロを目指す奨励会なるものは知っていましたが、研修会とはなんぞや。
「研修会員」とはえらく響きがいい。強そう。

Otさんに聞くと、研修会は日本将棋連盟が運営しており、奨励会や女流棋士を目指す子供達の養成機関とのこと。
月二回開催されており、研修会に所属する子供達は奨励会や女流棋士を目指す金の卵とのことです。
もちろん所属する子供達は有段者以上。
研修会に所属する子供達は「研修会員」になります。

この時将棋を指していた少年Ya君は研修会Eクラスでしたが、2年前の4年生の時に小学生名人戦で茨城県代表になって東日本大会に出場したとのことです。
中学生相手に堂々とした将棋を指していて、強豪の雰囲気を出していました。

Ya君の対局を見ながら、いつか長男君が研修会までいければいいなと当時は思ったものでした。

親将さんの情報

Otさん以外からもたくさんの親将さんから情報をいただきました。

中でも前回の記事で書いたShさんからは多くの将棋大会のお誘いをいただきました。
「千葉フルルガーデン」、「新宿将棋センター」、「宝珠花小僧杯」、それこそ「小学生名人戦県大会」や「倉敷王将戦県大会」など数々の将棋大会に一緒に参加しました。

Shさんは倉敷王将戦の全国大会出場後に我が家に寄ってくださり、倉敷のお土産も持って来てくれました。
まさに戦友。
あれから10年以上が経過し、今では年に一回あるかないかのやり取りになりましたが、また色々話を聞きたいものです。

県外では埼玉県のMaさんとは、今でも将棋イベントでお会いする間柄です。
Maの長男さん・次男さん共に将棋を指す親将さん。
ちょうどMa次男さんが私の長男君と同学年で、当時久喜市将棋大会でよくお会いしました。

Ma長男さんがすでに県内強豪で、私よりも4年ほど親将歴が長く、Maさんの話もとても参考になりました。
今でも地域の子供将棋教室のスタッフとしても活動されており、今年度もテーブルマーク将棋大会や彩の国小・中学生将棋大会でもお会いさせていただきました。
もう14年ほどの付き合いになります。

2023年1月 久喜市将棋大会
2023年1月久喜市将棋大会
左:長男君、右:Ma次男君

あとがき

2013年12月将棋大会
2013年12月団体戦に参加
左手前から、私、長男君、Ot君、Sh君

もちろん、Otさん、Shさん、Maさん以外も数多くの親将さんと出会い、多くの情報交換をさせていただきましたが、親将初心者の私にとって、この3名の親将さんが特に印象に残っています。

このように親将さんを通して少しずつ子供将棋界のことがわかり始めてきました。
将棋を始めて数ヶ月の長男君、子供将棋教室での対局も慣れてきて、いよいよ大会デビューです。

長男君の将棋大会のデビュー戦は、「テーブルマークこども将棋大会」でした。
いきなりとても大きい将棋大会でのデビューでしたが、これは親将の私にとってもデビュー大会となります。

次回記事では初めての将棋大会の思い出を記事にしていこうと思います。

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