【将棋大会】公文杯第49回小学生将棋名人戦(東日本大会・西日本大会)

3月24日(日)、山形県天童市で開催されました公文杯小学生将棋名人戦(東日本大会・西日本大会)を観戦しましたので、その模様を報告します。

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ダイス
  • 長男(大学1年)と次男(中3)を持つ親将(親将歴13年)
  • 日本将棋連盟茨城常南支部役員 広報部長
  • 千駄ヶ谷連盟道場初段、将棋ウォーズ二段
  • 2022年11月から「こども将棋情報室」のサイトを運営

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目次

公文杯第49回小学生将棋名人戦 東日本大会・西日本大会

第48回公文杯小学生将棋名人戦
昨年度公文杯小学生将棋名人戦/東日本大会

小学生最高峰の将棋大会「小学生将棋名人戦」は今年で第49回目。
株式会社公文教育研究会の協賛により第47回大会より「公文杯」の冠がついて、「公文杯小学生将棋名人戦」となっています。

小学生将棋名人戦の過去の結果は日本将棋連盟のサイトをご覧ください。
公文杯小学生将棋名人戦|将棋大会|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

小学生将棋名人戦自体は49回目ですが、今年度は日本将棋連盟創立100周年記念大会として、連盟側でも力を入れています。
例年は東日本大会を東京で、西日本大会を大阪で開催していましたが、今年は山形県天童市で東日本大会と西日本大会を同時に開催することになりました。

東日本大会と西日本大会を同時に開催することにはなりましたが、大会が統合されたわけではなく、あくまで東日本大会と西日本大会を同じ場所・同じ時間に行う形です。

会場は、天童市にある「ほほえみの宿 滝の湯」。
滝の湯2階にある「舞鶴」にて開催されました。

ほほえみの宿 滝の湯ホテル
ほほえみの宿 滝の湯ホテル

「ほほえみの宿 滝の湯」は、中学選抜将棋選手権大会の会場で毎年使用されていますので、今回代表になられたお子さんは中学生になってもこちらの会場で将棋をする機会があるかもしれません。

全国の都道府県予選を勝ち抜いた総勢48名の小学生棋士がこの天童に集まり、テレビ放映の決勝大会の進出を目指して戦います。

受付から会場入りまで(8:30~9:00)

受付
受付の様子

受付

本大会の受付は、8時30分~9時の間。
受付場所は、ホテルの玄関入ってすぐの場所にありました。
私は8時30分に現地に到着しましたが、すでに受付は始まっており、何人かの代表者と親御さんが受付を行っていました。

受付の手順は下記の通りです。

STEP
受付の列に並ぶ

東日本大会側と西日本大会側に分かれているので、自分の出場する側に並びましょう。

受付1
列に並ぶ
STEP
自分の都道府県と名前を伝える

自分の受付にきたら、都道府県と名前を伝えましょう。
係が出席者の確認を行います。

受付2
都道府県と名前を伝える
STEP
名札と大会パンフレットをもらう

出席者の確認が終わると、首から下げる名札入りのホルダーと大会パンフレットが渡されます。
大会の間は名札を首からさげておきましょう。

受付3
名札ホルダーには弁当引き換え券も入っている
受付3
大会パンフレット
STEP
予選リーグの抽選を行う

最後に予選リーグの抽選を行います。
東日本大会の場合は予選リーグで同地域が偏らないように、4ブロック毎に抽選を行うように配慮されていました。(後でリーグ表を見てもうまく分散されていました。)

この抽選によって1~6組のリーグ戦での相手が決定します。

受付4
予選リーグの抽選

顔見知りの子供達や親将さん同士が「どこの組に入った?」、「当たらなくてよかった~」などと各地で会話していました。
全国大会に限らず、子供将棋大会の会場では、あるあるの光景です。

会場

会場
会場「舞鶴」

抽選が終わり、いよいよ会場入りです。
滝の湯2階の「舞鶴」が会場になります。

会場内は、入って右側に壇上があり、その前が対局場、対局場の後方に保護者席がありました。
中学選抜将棋選手権大会と全く同じレイアウトでした。

保護者席1
保護者席(後方より)
保護者席
保護者席(前方より)

保護者席は100席ほど用意されておりました。
滝の湯に泊まられている保護者の方は大会中でも部屋でゆっくり待機することもできます。

会場後方には、記念品の「飾り駒」も置かれていました。
飾り駒は、参加者の名前や日付も塗られています。

ダイス

小学生名人戦では毎年飾り駒が記念品となっています。
我が家にもありますが、いい思い出になっています。

記念品の飾り駒
記念品の飾り駒
飾り駒2
飾り駒(正面)
飾り駒3
飾り駒(裏面)

開会式(9:00~9:25)

開会
開会式の様子

開会式5分ほど前にアナウンスが流れ、選手は対局場の席に着きます。

9時定刻になり、公文杯第49回小学生将棋名人戦東日本大会・西日本大会の開会式が始まりました。
開会式にご来賓いただいた方々は下記の通りです。

開会式ご来賓の方々
  • 山本信治(天童市長)
  • 遠藤敬知(天童市議会議長)
  • 野川勝弘(天童市商工会議所会頭)
  • 押野茂(天童市観光物産協会会長)
  • 山口敦史(天童市温泉協同組合理事長)
  • 中島正晴(山形県将棋駒協同組合理事長)
  • 片上大輔(日本将棋連盟常務理事)
  • 池上秀徳(株式会社公文教育研究会代表取締役 KUMONグループ代表)
  • 鈴木大介(日本将棋連盟九段 大会審判長)
  • 都成竜馬(日本将棋連盟七段 大会副審判長)
  • 石井知征(日本将棋連盟山形県支部連合会会長)
  • 大泉義美(日本将棋連盟公認棋道師範)
  • 村岡良雄(日本将棋連盟天童支部長)
来賓の方々1
来賓の方々1
来賓の方々2
来賓の方々2

開会式は、山本天童市長の挨拶から始まりました。

山本天童市長のご挨拶
  • 全国各地の厳しい予選を突破した皆さん、将棋の町天童へようこそ。
  • 歴史と名誉ある大会を天童市で初めて開催できたことを嬉しく思う。日本将棋連盟様、公文様の関係者の皆様に深く感謝申しあげる。
  • 天童市は日本一の将棋駒の産地で、市内の至る所で将棋に触れることができる。
  • 人間将棋は4月13日、14日に開催される。14日はプロ棋士による100面指も予定しており皆様も楽しんでほしい。
  • 将棋の町天童で若い力あふれる爽やかな戦いが繰り広げられることを期待する。
  • 多くの仲間と出会い、思い出深い体験になることを願う。
山本天童市長
山本天童市長

続いて片上大輔常務理事からのご挨拶。

片上常務理事のご挨拶
  • 本日は東日本大会・西日本大会にお集りいただき、ありがとうございました。
  • 選手の皆様は代表権の獲得、おめでとうございます。
  • 保護者の皆様も引率お疲れ様です。また日頃から支えていただき、ありがとうございます。短い時間になるかと思うが将棋の聖地天童でお子さんを見守りつつも楽しんでいただければ。
  • 天童市様、公文教育研究会様に感謝申し上げる。
  • 将棋の町天童で将棋に臨めるのは幸運なことかと思う。日頃の鍛錬の成果を発揮して良い将棋を指してほしい。
  • 全国で2,000名を超える子ども達の参加があったと聞いている。全国の頂点を決める大会、プロへの登竜門となる大会になることが期待される。
  • 皆様の健闘を祈念している。頑張ってください。
片上常務理事
片上大輔常務理事

最後に公文教育研究会の池上代表取締役のご挨拶がありました。

池上代表取締役のご挨拶
  • なぜ公文が将棋を協賛しているのか。私自身が将棋が大好きである。それだけではなく、公文は学校の勉強だけでなく子供達の可能性を発見して追及したいのが私達の願いである。集中する、粘り強くやる、へこたれない、ひらめきをだすことを勉強を通して子供達に発揮してくれるのを応援することを目指した会社である。
  • 将棋も全く同じで、今日は皆様が持っている可能性を盤上で発揮してほしい。
  • その経験が皆様の人生を歩んでいく大きな力になる。
  • 私も子供の時に将棋大会に出たことがあるが、将棋大会のことをあまり覚えておらず、家族で一緒に過ごした楽しい思い出を覚えている。今日は家族の思い出も作ってほしい。
  • とは言え、まずは勝負。皆さんの先には絶対王者と呼ばれる方もいるので、そこを目指して頑張ってほしい。応援しています。
ダイス

池上代表のお言葉、将棋大会以外にも「家族の思い出を作る」のも親としては大事なことだと改めて思いました。

池上代表
池上代表

続いて大泉棋道師範より本大会のルール説明がありました。

ルール
  • 持ち時間は10分。使い切ると一手30秒の秒読みとなる。
  • 千日手は連続王手以外は先手・後手を交代して残り時間で指しなおす。
  • 相入玉は、持ち点で相手より1点でも多い方が勝ち。
    • 27点ずつになった時は、先手・後手を交代して残り時間で指しなおす。
  • そのほか問題が起きた時は、審判の判断に従うこと。
大泉棋道師範のルール説明
大泉棋道師範

ルール説明が終わり、いよいよ予選1回戦が始まります。

予選(9:25~11:50)

予選リーグ
予選

予選1回戦

開会式を終えて、9時25分より予選1回戦が始まります。
1回戦は大会審判長の鈴木九段の号令で開始されました。

鈴木九段の号令
鈴木九段

会場にはパチパチと駒音だけが鳴り響き、全国大会ならではの緊張感ある空気に包まれました。

参加する子供達は全国地区予選を勝ち抜いた強者達。
対局姿勢もよく、真剣な表情で盤上に集中しています。

予選1回戦1
予選1回戦の様子1
予選1回戦2
予選1回戦の様子2
予選1回戦3
予選1回戦の様子3
予選1回戦4
予選1回戦の様子4

片上七段や鈴木九段も子供達の対局を見守られています。

片上七段
片上七段

開始10分頃から終了した対局が出てきます。
勝って嬉しそうに報告する子もいれば、うつむき加減で負けた報告をする子など様々でした。

本大会は持ち時間が10分なので、開始20分もするとお互い秒読み将棋に入ります。
40分経過しても対局が続いている激戦もありました。
対局を終えた子ども達が、まだ続いている対局の観戦に集まります。

激戦の対局
激戦の対局に集まる1
激戦の対局に集まる2

開始50分の10時15分頃には全ての対局が終了しました。

予選2回戦

予選2回戦
予選2回戦

10時20分より予選2回戦が都成七段の号令で始まりました。

都成七段の号令
都成七段

予選2回戦は1回戦の勝者同士、敗者同士が対局します。
予選リーグは2勝通過、2敗失格。
1回戦の勝者はこの2回戦でトーナメント進出を決めたい、また敗者はなんとか勝って踏みとどまりたいものです。

予選2回戦1
予選2回戦の様子1
予選2回戦2
予選2回戦の様子2
予選2回戦3
予選2回戦の様子3
予選2回戦4
予選2回戦の様子4

2回戦を終えて敗退が決まり、泣き崩れているお子さんがいました。
県大会ではライバルに勝って二年連続で臨んだ東日本大会。
結果は出なかったのですが、一手一手真剣に指している姿は強く印象に残りました。
県代表として東日本大会という大舞台で全力で戦ったことを誇りとし、この経験を活かしてまた頑張ってほしいと思います。

予選3回戦

予選3回戦
予選3回戦

予選リーグ3回戦は11時20分より始まりました。
3回戦は1勝1敗同士の対局です。
勝った方が決勝トーナメントに進出し、負けた方は予選リーグ敗退となります。

予選3回戦1
予選3回戦の様子1
予選3回戦2
予選3回戦の様子2
予選3回戦3
予選3回戦の様子3

この時間より鈴木九段と都成七段の指導対局も始まりました。
10名のお子さんが指導対局に臨みました。

鈴木九段
鈴木九段
都成七段
都成七段
ダイス

プロ棋士による指導対局はとても勉強になります。
敗退が決まった後で悔しい気持ちもあったかと思いますが、多くのお子さんが参加されていました。

予選リーグの最終局は大激戦。
子供達も周りに集まり、その様子を観戦していました。

予選3回戦4
予選3回戦の様子4

12時に予選リーグ3局が終了し、決勝トーナメントに進出する24名(東日本大会:12名、西日本大会:12名)が揃いました。

昼食

昼食会場
昼食会場

昼食は隣の会場「蔵王の間」で取ることができます。
こちらで昼食券と引き換えに選手のお弁当が配布されます。

昼食券の配布は参加する子供の分になります。
保護者の方は外のコンビニで調達されている方が多かったです。

昼食会場は11時からやっており、予選2回戦で対局を終えた子ども達が早々に食事を取っていました。

普段から顔見知りの4人組が仲良く食事を取っていましたので、写真を撮らせていただきました。

昼食
4人で食事(貼るピタをおでこに貼って、クールダウン?)
お弁当
昼食のお弁当

決勝トーナメント(12:10~15:10)

決勝トーナメント3回戦
決勝トーナメント3回戦

決勝トーナメント1回戦

決勝トーナメント1回戦
決勝トーナメント1回戦の様子1

12時10分より決勝トーナメント1回戦が始まりました。
決勝トーナメントに進出したのは24名。
16名が1回戦を行い、残り8名は2回戦からになります。

決勝トーナメント1回戦2
決勝トーナメント1回戦の様子2
決勝トーナメント1回戦3
決勝トーナメント1回戦の様子3

会場の後方ではNHKの取材もあり、インタビューに答える選手の姿もありました。

NHKのインタビュー
NHKのインタビュー

決勝トーナメント1回戦は12時40分に終了しました。
ここで1時間の昼食休憩があります。

すでに昼食を取った子供達は近くの足湯場でのんびり休憩。
先ほどの4人組が足湯に浸かっていましたので、ここでも写真を撮らせていただきました。
次の対局に向けてリラックスしています。

足湯
足湯で休憩
ダイス

足湯は天童ならではの光景ですね。

決勝トーナメント2回戦

決勝トーナメント2回戦
決勝トーナメント2回戦

13時40分より決勝トーナメント2回戦が始まりました。
残っているのは名だたる強豪ばかり。
正座で対局に臨む選手も多いです。

対局場の隣では指導対局が続いています。
この時間帯より参加者同士の交流戦も行われました。

指導対局
指導対局
交流戦
交流戦
ダイス

全国から来た代表者と交流戦を行えるのはいいですね。
たくさんの子供達が参加していました。

予選リーグ連敗で敗退したものの、この交流戦で1勝できたと喜んでいるお子さんがいました。
厳しい全国大会で1勝することが目標だったそうで、達成できたとのことでした。

予選リーグ2局、指導対局1局、交流戦4局指したようで、計7局もよく頑張りました。
全国大会に参加するお子さんの目標は人それぞれ。
大会後に見たお子さんと親御さんの楽しそうに会話している姿に私も嬉しく思いました。

決勝トーナメント3回戦(決勝大会代表決定戦)

決勝トーナメント3回戦
決勝トーナメント3回戦の様子1

決勝トーナメント3回戦は14時30分より始まりました。
4月の決勝大会に進む最後の4名を決める対局です。

決勝トーナメント3回戦2
決勝トーナメント3回戦の様子2
決勝トーナメント3回戦3
決勝トーナメント3回戦の様子3
決勝トーナメント3回戦4
決勝トーナメント3回戦の様子4

15時過ぎ、全ての対局が終わり、決勝大会に進出する4名が決定しました。

決勝大会進出に涙を流して感激されている親御さんがおられました。
息子さんの日々の努力を間近に見ているだけに、決勝大会進出という快挙に感極まったのでしょう。
心よりおめでとうとお伝えしたいです。

また惜しくもベスト4で敗退となったお子さん、親御さんは残念だったかと思います。
決勝大会には行けずでしたが、この厳しい東日本大会・西日本大会でベスト4は立派な成績です。
この成績を誇りとし、次の倉敷王将戦で優勝目指してまた頑張ってほしいと思います。

最終結果

最終結果は下記の通りです。

東日本大会(決勝大会進出者)※学年は大会当時

  • 祝井千空(5年・東京多摩)
  • 中村清之介(3年・茨城)

西日本大会(決勝大会進出者)

  • 永山遥真(5年・京都)
  • 松浦良祐(5年・大阪)

大会結果の詳細は下記日本将棋連盟HPに記載されています。
公文杯小学生将棋名人戦|将棋大会|日本将棋連盟 (shogi.or.jp)

閉会式(15:10~16:00)

閉会式
閉会式

閉会式

閉会式は15時10分より行われました。
鈴木九段の挨拶で始まり、関係者(鈴木九段、都成七段、池上代表)と共に記念撮影も行われました。

記念撮影
記念撮影の様子
決勝大会に進む四名
決勝大会に進む4人

閉会式後には決勝大会に向けてNHKとの打ち合わせ。
取材場所や決勝大会に関する説明がありました。

決勝大会は4月29日(月)です。
テレビの放送は少し後になりますが、そちらも楽しみです。

NHKスタッフとの打ち合わせ
NHKスタッフと打ち合わせ

あとがき

公文杯第49回小学生名人戦東日本大会・西日本大会

本大会の良かった点

第49回公文杯小学生将棋名人戦/東日本大会・西日本大会の模様を記事にしました。

私自身、東日本大会の観戦は今回で5回目。
天童・滝の湯での観戦は昨年の中学選抜選手権大会に引き続き2回目となりました。

本大会を通じて印象に残った点・よかった点を下記記載します。

本大会の良かった点
  • スケジュール通りの進行だった。受付から閉会までの全ての進行がスムーズだった。
  • 大会以外のイベントも用意されていた。
    • 指導対局
    • 交流戦
  • 保護者も会場に入ることができ、選手の対局姿を見ることができた。
  • 会場後方に保護者が座る椅子が十分に用意されており、保護者と選手がゆっくり休むことができた。
ダイス

選手も保護者も安心して大会に臨むことができたかと思います。
記念品の飾り駒は一生の思い出になりますね。

最後に

本大会では、多くの親将さんや教室の先生方とも会話させていただきました。
その中では初めてお話させていただいた方や、昨年の東日本大会以来一年ぶりにお会いした方などもいましたが、皆様気さくにお話いただき、私自身大きな刺激をいただくとともに、楽しい一日を過ごすことができました。

今回の大会時に関わった全ての親御さん、教室の先生方、選手の皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。

地方の親将さんからいただいたお土産
いただいたお土産

公文杯小学生将棋名人戦の東日本大会・西日本大会は、全国の予選を勝ち抜いた一握りの小学生棋士が参加できる大会です。
決勝大会を目指すお子さん、予選リーグを突破を目指すお子さん、1勝を目指すお子さんなど目標は人それぞれだったかと思いますが、真剣勝負の後に見られた笑いあり、涙ありの光景は私も胸が熱くなり、大いに感動させられました。

選手皆さんは全国大会の舞台で真剣に戦ったことを誇りとして、地元に戻ってからも引き続き頑張ってほしいと思います。

また本大会を引率された親御さんはお子さんのサポートお疲れ様でした。
会場後方で待機される親御さんはみなさん真剣にお子さんの対局を見守っておられました。
声には出さない中でも心の中で「頑張れ、頑張れ」とお子さんを一生懸命応援されていたかと思います。
そのような親御さんの姿はお子さんにも十分届いていたかと思いますし、お子さんにとっても本大会に出場できたこと、天童まで行けたことは一生の思い出になったように思います。

最後に本大会を開催された日本将棋連盟と天童市の運営スタッフの皆様、協賛いただいた株式会社公文教育研究会の皆様に最大限のお礼を申しあげ、この記事を終えたいと思います。
大会関係者の皆様、ありがとうございました。

公文杯第49回小学生将棋名人戦



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