2022年テーブルマーク子供大会(関東大会)に観戦に行きましたので、その模様を記事にしています。
こちらは午後編になります。
午前の部をご覧になりたい方は下記をご覧ください。
- テーブルマークこども大会/午後の部(トーナメント戦から閉会まで)の様子
- 長男(高2)と次男(中1)を持つ親将(親将歴11年)
- テーブルマーク関東大会には2011年から10回参加
- 千駄ヶ谷連盟道場初段、将棋ウォーズ10切れ二段
- 2022年11月から「こども将棋情報室」のサイトを運営
午後の部の流れ(12:10~14:40)
テーブルマークこども大会は午前のブロック対局が終了し、午後の部に入ります。
午後の部に参加する子供達は主に下記3つのグループに分かれます。
- トーナメント戦
- 自由対局
- 指導対局
決勝戦が始まるまでの約2時間半、子ども達は上記3つのどこかで将棋を指していることになります。
②、③は自由参加なので、休憩も自由です。
上記3つをそれぞれ見ていきましょう。
トーナメント戦(12:10~14:40)
トーナメント戦 (参加者/ルール)
午後の部のメインイベントのトーナメント戦。
トーナメント戦の参加人数は下記の通り。
- 高学年の部:70名
- 低学年の部:81名
合計151名がブロック対局を3連勝で抜けた子ども達です。
トーナメント戦は約2時間半の間で、1回戦から準決勝まで行われます。
準決勝まで最大6局を戦うことになります。
トーナメント戦のルールは、10分切れ負けです。
どんなに優勢でも時計の持ち時間がなくなればそこで負けとなります。
いかに少ない時間で正確に指せるか、また時間の使い方がポイントになります。
また時間に限りがあるため、逆転することも多いです。
劣勢でも諦めずに粘るのも大事です。
私の息子も敗勢の局面から逆転したことがありました。
天下一武闘会
テーブルマークこども大会のトーナメント戦は、完全ガチの戦い。
by 2017年ママ将Tさん
まるでドラゴンボールの「天下一武闘会」のよう。
2017年大会に参加されていたママ将さんが言われていた言葉。
「天下一武闘会」とはよく言ったもので、確かに完全ガチのトーナメント戦。
一局一局で対局者が半分、半分と絞られていきます。
対局相手は常に全勝者。
上がれば上がるほど強者(つわもの)と対局することになります。
決勝戦の舞台は将棋キッズの誰もが憧れる壇上対局。
羽織袴を着ての対局は子供達の夢の舞台です。
その舞台を目指して、トーナメント戦が始まりました。
トーナメント戦
トーナメント戦は、午前のブロック対局が終わってから、すぐに一回戦が始まります。
一回戦はベスト64を決める対局ですので、多くの子ども達は二回戦からの参加になります。
ただし一回戦から対局することになると、ブロック対局を終えてから10分程度しか休憩がありません。
昼食をゆっくり取る時間がないので、トーナメント戦を目指している方は昼食を会場に持ってきておきましょう。
会場内は飲食自由です。
トーナメント戦でもブロック対局同様に親御さんは固唾をのんで見守ります。
上位に入るお子さんの親御さんは、普段から一生懸命サポートされています。
本大会でも無言ではあるものの必死に応援されています。
二回戦、三回戦と進み、五回戦まで行くと、ベスト8に入ります。
一つ上がるごとに対局している子供の数が減り、本当に強い子が残っていきます。
高学年の部では、途中研修会のB2同士の対決や県を代表する強豪同士の対決などもありました。
2時15分頃になると、いよいよ壇上の決勝戦を目指す最後の準決勝が始まります。
準決勝のみ対局に奨励会員による審判の立ち合いの下で対局が行われます。
準決勝は、高学年、低学年共に2時40分頃に終わりました。
惜しくも準決勝で敗退されて号泣されているお子さんはまだ二年生。
もっともっと強くなって、来年またチャレンジしてほしいと思います。(よく頑張りました)
三位表彰
惜しくも準決勝で敗れた4名(高学年2名、低学年2名)は三位。
本大会では、あまり大きくは取り上げられませんが、三位の表彰式が会場の一角で行われました。
三位の4名は午前中のブロック対局から7~8連勝しています。
決勝進出者同様に立派な成績です。
あと一歩で表舞台の壇上対決は逃しましたが、その健闘を十分にたたえたいと思います。
三位入賞者も壇上で表彰してほしいですね。
決勝戦の前に少し時間を作って三位の表彰式ができたらいいですね。
自由対局(12:10~14:00)
自由対局場
テーブルマークこども大会は、ブロック対局もしくはトーナメント戦で敗退した子供達にもっと将棋を楽しんでもらおうと自由対局の場所を提供しています。
午後の自由対局場もかなりのにぎわいです。
子ども達が将棋を楽しんでいました。
自由対局は受付に行くと相手を選んでくれます。
その相手と対局し、勝敗が決まったら対局相手と受付に戻り、勝ち負けの判をもらいます。
受付が相手を決めてくれるので、2時間の間何局でも将棋が指せます。
将棋が大好きな子にはたまらないシステムですね。
駒消しゴム
自由対局では、対局した数と勝った数で駒の消しゴムがもらえます。
多くの子ども達がこの駒の消しゴム欲しさで、ひたすら対局をします。
- 一局目:歩、と金のどちらか
- 四局目:香車
- 六局目:角
- 八局目:飛車
- 十局目:王将
- 十二局目:歩、と金のどちらか
- 2勝:桂馬
- 4勝:銀
- 6勝:金
たくさんの子が全部の駒をもらうために、2時間ずっと指し続けていました。
2時間で12局も指すのは大変ですが、中には全ての駒を手に入れる子もいました。
テーブルマークこども大会は、自由対局で駒消しゴムをゲットするのも楽しみの一つです。
その他
指導対局(12:00~14:00)
トーナメント戦、自由対局の他に、奨励会員と女流棋士による指導対局があります。
入場した時の抽選で「あたり」が出た子が指導対局を受けることができます。
今回も奨励会員のお兄さんや女流棋士の方々が指導対局をされて、対局後は局面を振り返って丁寧に教えておりました。
一般観戦者入場(13:50)
午後13時半になると、プロ公式戦の観戦者用に壇上手前のエリアが使用できなくなります。
観戦者エリアに荷物を置かれている方はエリア外に荷物が出されるのでご注意ください。
そして、13時50分頃になると一般の観戦者も来場されて壇上手前の観戦席に着くことになります。
プロ公式戦対局者挨拶/トークショー(14:10~14:40)
一般観戦者の来場後に、将棋日本シリーズJTプロ公式戦の決勝の舞台に立つ棋士の紹介と挨拶があります。
本日の対局者は藤井聡太五冠と斎藤慎太郎八段。
最強棋士とA級イケメン棋士の対局です。
藤井五冠の実力は言うまでもないですが、斎藤八段もA級在籍のトップ棋士。
かなりの熱戦が期待される対局です。
対局者の挨拶が終わり、今度はトークショーになります。
トークショーは、解説を務める郷田九段、聞き手を務める藤田綾女流二段、棋譜読み上げ担当の脇田奈々子女流初段。
3人で本日の見どころや対局者の素顔などを話されており、15分ほどの和やかなトークショーとなりました。
こども大会/決勝戦
15時を過ぎ、いよいよ低学年の部と高学年の部の決勝戦が始まります。
午前のブロック対局から全勝してきた強者同士の対局で見応えがあります。
プロ公式戦を観に来られた一般観戦者もいる中での対局です。
決勝戦のルールは「持ち時間はなく一手30秒未満で指す」です。
初手から秒読み将棋なので、30秒の中でいかに正確に最善手を指し続けるかがポイントになります。
低学年の部(15:10~15:40)
まずは低学年の決勝です。
神奈川の三年生君と茨城の二年生君の決勝戦。
まずは壇上でお二人の紹介がありました。
いつから将棋を始めたか?
誰から将棋を教わったのか?
誰と来たのか?
などの質問がありました。
お二人とも冷静にハキハキと答えます。
個人的には本対局の意気込みを聞きたかったところです。
そしていよいよ低学年決勝戦の始まりです。
低学年の対局でよくあるのがお互いにバンバン指し進めること。
しかしながら、本対局では両対局者とも落ち着いて丁寧に指している印象を受けました。
互いに一呼吸間を置いて指しているので、気持ちのいいリズムです。
戦型は横歩取り45角戦法。
昔はプロのタイトル戦でも出てきた戦法です。
なかなか定跡を知っていないと難しいのですが、先手の二年生君も定跡を知っているようで、時間をかけずに丁寧に指しています。
なんとこの将棋、お互いに打開するのが難しく、千日手となりました。
将棋は先手有利と言われていますが、先手の二年生君は全く気にかけていない様子。
千日手指直し局は、「持ち時間なく10秒未満で指す」ルール。
個人的には、テーブルマークこども大会での千日手は初めてで、この10秒ルールも初です。
将棋アプリの将棋ウォーズで10秒将棋を指したことはあるかと思います。
しかしながら、なかなか対面での10秒将棋は練習でも指したことがないので、この「10秒」ルールも見どころの一つとなりました。
一局目とは打って変わって居飛車対振飛車の対抗形で、二年生君が向かい飛車の速攻から仕掛けました。
互いに10秒とは言え、最善手と思われる手を繰り出していきます。
お二人とも一局目同様に冷静に将棋を指されています。
最終的には早い段階で馬を作ることができた二年生君が相手の玉頭を攻めて、勝つことができました。
最後は郷田九段も交えて感想戦を行いましたが、三年生君の方にも終盤でチャンスがあったとのこと。
なかなか10秒で発見するのは難しかったかもしれませんが、大熱戦でしたし、準優勝も立派な成績です。
対局後の盛大な拍手に包まれて低学年の部が終了しました。
低学年の棋譜はこちら
高学年の部(15:45~16:15)
高学年の部の決勝は、研修会B1(千葉県5年)とB2(山梨県6年)の対局となりました。
B1とB2で近いため研修会の成績でも過去2回対局されています。
研修会上位Bに所属する子はかなり強いです。
全国大会でも優勝できるぐらいの棋力があります。
今回も2人とも順当に決勝まで勝ち上がってきました。
後手6年生君の中飛車に対し、先手5年生君は糸谷流右玉で対抗。
さほど互いの玉は囲わず、戦いが始まりました。
6年生君が4筋に狙いを定めて仕掛けていきます。
6年生君の鋭い攻めを丁寧に受ける5年生君。
ある程度受けて余裕ができたところで5年生君の反撃です。
最終は一進一退の攻防が続きましたが、5年生君の正確な指し手が連発して、寄せ切ることができました。
郷田九段も入っての感想戦では最終局面はかなり難解な将棋だったようです。
6年生君にもチャンスがあったようにも見え、どちらが勝つかわからない見応えのある将棋でした。
勝った5年生君は「苦手な早指しで勝てて嬉しい」とコメントされていましたが、十分に実力を発揮されていて、研修会B1の力を見せてくれました。
この11月は彩の国小学生名人戦、柏市民将棋大会、テーブルマークこども大会と3つの大会に優勝されており、実力が結果に出ているように思います。
奨励会をまずは目標にされていると聞いているので、自信を持って日々の努力を積み重ねてほしいと思います。
敗れてしまった6年生君ですが、決勝戦は惜しい将棋でした。
この厳しいテーブルマーク関東大会で準優勝は素晴らしい成績です。
過去に関東大会で決勝に進出した高学年は2016年以降全員が奨励会に入っています。
奨励会を目指されているかどうかはわかりませんが、今回の結果を自信にして次のステージに臨んでほしいと思います。
高学年決勝戦の棋譜はこちら
最終結果
高学年決勝戦後に表彰式が行われました。
決勝戦に残った4人には佐藤康光会長から表彰状が、優勝したお二人にはテーブルマーク杯が贈られます。
関東大会の最終結果は下記の通りです。
大会 | 参加人数 | 低学年 | 高学年 |
---|---|---|---|
関東大会(千葉) 11/20(日) | 1292名 | 優勝:中村清之介(茨城2年) 準優勝:高橋怜生(神奈川3年) 三位:舛本駿(東京) 三位:北川大樹(千葉2年) | 優勝:尾﨑篤泰(千葉5年) 準優勝:奥脇英志(山梨6年) 三位:古賀雅希(東京5年) 三位:斎藤翔真(千葉4年) |
テーブルマークこども大会の全結果は下記の通りです。
大会 | 参加人数 | 低学年 | 高学年 |
---|---|---|---|
東北大会(仙台) 6/25(土) | 149名 | 優勝:柏木心之介(仙台3年) 準優勝:鈴木侑成(秋田3年) | 優勝:髙橋遥輝(天童6年) 準優勝:黒沼亮人(東根6年) |
北陸・信越大会(金沢) 7/9(土) | 97名 | 優勝:鈴木和空(金沢3年) 準優勝:渡邉真絃(長野3年) | 優勝:土田悠真(新潟4年) 準優勝:北川万葉(勝山6年) |
中国大会(広島) 7/23(土) | 149名 | 優勝:小松 希(島根3年) 準優勝:太田陽喜(広島3年) | 優勝:小林煌太朗(広島6年) 準優勝:吉武 航(広島6年) |
静岡大会(静岡) 7/30(土) | 216名 | 優勝:中條暁文(静岡3年) 準優勝:小池斗舞(静岡3年) | 優勝:大房湊明(三島6年) 準優勝:朝比奈 潤(静岡5年) |
福岡大会(福岡) 8/7(日) | 239名 | 優勝:川本泰輝(佐賀3年) 準優勝:信太晴鷹(福岡3年) | 優勝:井上 岳(奈良5年) 準優勝:嶋田旬吾(熊本6年) |
熊本大会(上益城郡) 9/10(土) | 160名 | 優勝:内木場雅春(宮崎3年) 準優勝:奥川慧大(福津3年) | 優勝:森 寛仁(福岡6年) 準優勝:岡﨑忠俊(佐賀6年) |
四国大会(高松) 9/17(土) | 226名 | 優勝:山野卯嵩(加古川3年) 準優勝:川口綾太(坂出3年) | 優勝:藤井響生(たつの4年) 準優勝:宮本弥吹(松山6年) |
北海道大会(札幌) 9/23(金・祝) | 168名 | 優勝:水谷 丞(札幌2年) 準優勝:塩野谷勇翔(札幌3年) | 優勝:梅澤満喜(比布5年) 準優勝:山田悠人(釧路4年) |
大阪大会(大阪) 10/15(土) | 503名 | 優勝:森脇 馨(吹田3年) 準優勝:澤田龍平(藤井寺3年) | 優勝:吉田圭佑(八尾4年) 準優勝:深井奏真(宝塚4年) |
東海大会(名古屋) 11/6(日) | 718名 | 優勝:前田和太朗(桑名3年) 準優勝:田村航基(京都3年) | 優勝:伊藤誇吾(海津6年) 準優勝:清水太陽(みよし6年) |
関東大会(千葉) 11/20(日) | 1292名 | 優勝:中村清之介(取手2年) 準優勝:高橋怜生(相模原3年) | 優勝:尾﨑篤泰(市川5年) 準優勝:奥脇英志(甲府6年) |
関東大会を終えて、テーブルマークこども大会の全日程が終了となりました。
全国各会場で3000人以上のこども達が参加してくれました。
将棋日本シリーズJTプロ公式戦 決勝戦(16:40~18:15)
テーブルマークの表彰式を終えて、いよいよ将棋日本シリーズJTプロ公式戦の決勝戦が始まります。
会場にはこのプロ公式戦に多くの観戦者が集まり、この決勝戦の時を待っておりました。
藤井五冠 VS 斎藤八段
JTプロ公式戦の決勝戦は、各地で行われたトーナメント戦を勝ち抜いたお二人で行われます。
今の将棋界の中で一番強いと思われる藤井聡太五冠の人気で、壇上前の観戦席はともかくテーブルマークこども大会に参加された親子連れも含めて数多くの観戦者が決勝戦を見守りました。
派手な演出と共に場内の明かりが消えて、照明は壇上のみとなって対局が始まりました。
決勝戦のルールは、「持ち時間10分の一手30秒未満、1分単位で5回の考慮時間」です。
対局者の脇では、解説の郷田九段と聞き手の藤田女流二段が一手一手説明してくれます。
戦型は流行りの角換わりです。
先手の斎藤八段が39手目に45桂と跳ねて、仕掛けていきました。
50手目に後手の藤井五冠が33桂としたところで、封じ手となりました。
ここで一度対局は中断となります。
封じ手予想クイズ
JTプロ公式戦は、観戦者も一緒に将棋を楽しんでいただくイベントが途中で用意されており、それが封じ手予想クイズです。
今回は先手の斎藤八段が封じ手をされ、郷田九段の予想を踏まえ、四択の封じ手クイズが出されました。
観戦者も一緒になって考え、次の一手と勝者を予想し、回答用紙を提出します。
あとで、正解者の中から抽選でプレゼントが贈られます。
封じ手クイズのインターバルを終え、両対局者の対局が再開されました。
後で振り返るとこの封じ手の場面が分かれ目になっており、後手の藤井五冠がペースを握り、そのまま押し切って勝利されました。
感想戦では斎藤八段に見落としがあって、そこから悪くなったとのことです。
藤井五冠は昨年決勝戦で敗れており、今回はリベンジできましたね。
解説の郷田九段によると、藤井五冠の相手に与えるプレッシャーが半端なく、堂々たる勝利だったとのことです。
藤井五冠の将棋は隙がなかったですね。
決勝戦の棋譜はこちら
閉会式(18:15~19:00)
抽選会
JTプロ公式戦の表彰式の後、お楽しみ抽選会が行われました。
応募用紙を提出しながら途中で帰られた方も多く、今回も2度ほど該当者なく抽選をやり直した場面がありました。
ここで当選すると壇上にまで上がり、プロ公式戦の勝者(今回は藤井五冠)から直接賞品(サイン色紙、扇子など)をいただけます。
大きな思い出になりますし、遅くまで残っていた方々を最後まで楽しませてくれます。
お見送り
閉会式を終え、観戦者は退場となります。
なんと、最後はJTプロ公式戦の勝者である藤井五冠が観戦者の退場を見送っていただけます。
その藤井五冠に見送ってもらおうと、退場ルートは長蛇の列。
広い会場を半周するぐらいの長い列になりました。
私は閉会式後ものんびりしていたので、退場はほぼ最後。
最後に藤井五冠にも笑顔で見送っていただき、会場を後にしました。
私が会場を出ることは、あれだけいた人もスタッフを残すのみとなりました。
会場の外に出たのは夜の7時。
外は雨が降っており、また別のイベントの終了時間とも重なって、海浜幕張駅までの道中と武蔵野線はなかなかの混み具合でした。
2022年テーブルマークこども大会 関東大会/あとがき
最後に午後の部をポイントまとめます。
- トーナメント戦はすぐに始まる。昼食を買っておこう。
- トーナメント戦は完全ガチの戦い。天下一武闘会のよう。
- 自由対局で駒消しゴムを集めよう。
- 指導対局をして奨励会員・女流棋士から学ぼう。
- 低学年・高学年の熱い決勝戦を観戦しよう。
- プロ公式戦を観戦して、プロの指し手を学ぼう。
- 封じ手予想クイズに参加して、賞品をゲットしよう。
- 最後まで残れば勝利棋士に見送っていただける。
ここまで午前の部と午後の部の2つに分けて、テーブルマークこども大会/関東大会の様子をお伝えしました。
私は2011年11月20日に東京ビックサイトで開催されたテーブルマークこども大会に参加して以来、息子達と共に10回参加してきました。
この10回の間、長男君は年長から小学6年生まで7回、次男君も年中から小学6年生まで7回参加しています。
※次男君小学5年生時は中止
長男君が初参加した時は、ブロック対局で1勝できたこと、その後の自由対局で駒消しゴムをたくさんもらって喜んでいたことをよく覚えています。
長男君が初めてブロック対局を突破したのが、翌年の1年生の時です。
トーナメント表に名前が載った時は嬉しかったですね。
一つ違うステージに立てた気分でした。
その2年後に年中から次男君も参加。
長男君と次男君が共にブロック対局で敗退するということもありましたが、自由対局はいつも楽しんで駒消しゴムを集めていました。
長男君が中学生になり、今度は次男君と二人三脚での参加。
次男君が成し遂げた快挙は親将としてのベスト3に入る思い出になっています。
昨年を最後に次男君が卒業となりましたが、本大会は知り合いのパパ将さんにお声がけいただき、思わぬ形で11回目のテーブルマークこども大会に参加させていただくことになりました。
今回の記事はそのパパ将さんのご協力がなければ書く事はできませんでした。
パパ将Iさんに心から感謝申しあげます。(Special Thanks!!)
そして会場でも多くの親将さんや教室の先生にお声がけをいただき、弊ブログをご覧いただいているなどの温かいお言葉をいただきました。
また駐車場の情報を写真と共にご提供いただいたNさん、ブロック対局の情報をいただいたSさんにも感謝。
この記事は皆様からの情報があって成り立っています。
テーブルマークこども大会を開催いただいた将棋連盟の皆様、協賛のJT/テーブルマーク様、そして情報提供にご協力いただいたり、談笑につき合っていただいた親御さん達、対局の様子を話してくれた子ども達、当日お会いした数えきれない方々に厚く御礼を申しあげます。
本当にありがとうございました。
記事作成に時間がかかってしまいましたが、皆様に喜んでいただけるように記事の質や情報量を高めるように日々精進して参ります。
もう少し更新頻度も上げれるように頑張ります。
ではテーブルマークこども大会/関東大会(午後編)を終わりにします。
この記事が皆様のお役に立つことができれば幸いです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント