2025年11月23日(日)に開催されましたテーブルマークこども大会(関東大会)を観戦しました。
日本最大級のこども将棋イベントとあって、会場は大盛況。
公式の発表によりますと2521名の子供達が参加し、同伴者を含めると5898人が来場されたとのことでした。
将棋以外にも関連イベントが盛りだくさんで、普段大会慣れしているお子さんはもちろん、初心者や付き添いの親御さんも存分に楽しめる将棋イベントとなっています。
この記事では、「テーブルマークこども大会(関東大会)」の開会から閉会までの一日と「JT将棋日本シリーズプロ公式戦」の様子も含めて記事にしています。
この記事が大会に参加された皆様の良き思い出に、またこれから参加される方の参考になれば幸いです。
テーブルマークこども大会/関東大会の様子

- 長男(大学2年)と次男(高校1年)を持つ親将(親将歴14年)
- 日本将棋連盟茨城常南支部役員 広報部長
- 千駄ヶ谷連盟道場初段、将棋ウォーズ三段
- 2022年11月から「こども将棋情報室」のサイトを運営
本記事で使用している一般人物の写真については基本モザイク処理をしていますが、一部許可をいただいたお子さんについてはそのまま掲載させていただいています。
会場入りまで
出発(東京ビッグサイトまで)
2025年11月23日(日)、当日の天候は曇り。
例年テーブルマーク関東大会の日は天気がいいイメージがあるのですが、この日は曇り空で時折ポツポツと雨も降るような天気でした。
私はIKさん親子とゆりかもめ東京ビッグサイト駅で9時に待ち合わせ。
東京ビッグサイト駅までは1時間半ですが、余裕を持って我が家を朝7時に出発しました。

いつもは豊洲方面からゆりかもめに乗っているのですが、今回は新橋方面からゆりかもめに乗ることにしました。
秋葉原駅、新橋駅と乗り継ぎ、ゆりかもめに乗車します。
新橋駅まで来ると、親子連れやグループでゆりかもめに乗車する光景が見られます。
大半が今回の将棋大会への参加者のように見受けられます。
ゆりかもめは5分に一本の間隔で出発しているので、新橋駅なら待てば必ず座れます。
東京ビッグサイト駅までは20分ほどあり、また車内は混雑するので、座っていくことをおススメします。

将棋大会に参加する親子やグループを見かける
ゆりかもめでは、一番前の車両に乗りました。
前方の車窓から東京湾岸が一望でき、一見の価値ある風景が見られます。

前方の車窓は一見の価値あり
ダイスせっかく東京まで行くので、車窓などの道中も楽しんでほしいですね。
東京ビッグサイト駅には予定通り9時に到着し、IKさん親子とも無事合流できました。
東京ビッグサイトは遠くからでもわかる壮大な逆三角形の建物があり、遠くからでもよくわかります。


遠くからでも目立つ
この逆三角形の真下から入場し、会場のある東展示棟第4・5ホールを目指します。(左方面に行く)
途中JTのスタッフさんが各地で案内してくれているので、迷いなく会場まで行けました。


JTのスタッフさんが所々に立っており、案内をしてくれている
東京ビッグサイト駅から東展示棟の第4ホールまでは10分ほど。
9時10分に会場の入り口に到着しました。


9時10分時点ではすいている
受付(会場入り)
会場に入ってから、受付場所まで歩きます。


受付を目指す
会場は8時50分より受付が開始されています。
我々は9時10分頃でしたが、まだこの時間はすいており、受付で待たされることもなかったです。
受付の流れは下記の通りです。
事前に郵送されてきた参加証を受付で提示し、受付スタッフがその参加証をバーコードで読み取ります。


まずは参加証を首から下げるためのストラップを受け取り、その後に配布物をいただきます。


次に保護者などの同伴者用の配布物もいただきます。
ここで同伴証をもらえるので、保護者の方は首から下げておきましょう。
同伴証があれば、会場内の出入りが自由となります。


最後にうでだめし対局の対局票を受け取ります。(うでだめし対局を参加されるお子さんの場合)


対局席の番号が書かれている
対局票に席番号が記載されていますので、なくさない様に大事に保管しておきましょう。
ただし紛失しても再発行は可能ですので、その場合はすぐに受付スタッフに申し入れましょう。(私自身、紛失した経験あり。)
対局票を受け取れば、受付完了です。
いただきもの
受付時にいただいたものを写真にしました。




青の同伴証は保護者の方が会場内の出入りに必要なものです。
首から下げておきましょう。
開会式までの様子
席の確保


受付が終われば、まずやりたいのは座席の確保。
受付場所は会場の一番奥(地図右側)に位置しており、ちょうど反対側(地図左側)がステージや座席のある場所となっています。
まずはステージ側を目指しましょう。


受付は右端にあるので、左側のステージに向かう
座席は保護者が確保できる十分な数が用意されています。
座席の中央部は、JTプロ公式戦観戦席になります。
午前中は座れますが、午後以降は移動が必要です。


午前中は座れる
最後まで観戦予定の方は、ステージから一番近い地図左下側の観覧席が一番おススメの場所となります。
受付場から少し行った場所(地図上では右中央の⑦の辺り)ではプロ棋士との記念撮影場所がありました。
森内九段、香川女流四段、脇田女流初段が記念撮影に応じていました。


記念撮影場は長い列ができていたのと、時間に限り(割と早目に終了となる)があるため、記念撮影に参加したい方は早めの入場をおススメします。
対局席の確認


座席確保後にまずやっておきたいのは、対局席の確認です。
会場内は広く、それこそ2000人以上の子供達が一斉に対局するとあって、自分の対局席を見つけるのも子供だけだと大変なケースもあります。
対局席は、受付時にもらった対局票に書かれています。
座席番号はカタカナやアルファベットに記載されています。
アルファベットがわからない子もいるかと思うので、親御さんがサポートしてあげましょう。


会場内の様子
対局席を確認したら、まずやっておきたいのが「おたのしみ抽選会」の応募用紙の提出。
当選すれば、オリジナル扇子がもらえます。


開会式まで時間があればゆっくり会場内を散策してみましょう。
会場内には様々なイベントブースがあり、保護者も含めて楽しめることができます。
壇上脇にはJT杯(中央)とテーブルマーク杯(両脇)が飾られています。
今年のテーブルマーク杯を獲得するのは誰になるのでしょうか。




ステージの壇上では、大盤と対局席が設けられています。
午後の決勝戦やプロ公式戦、その他イベントが壇上で行われます。


開会式まで30分ほどかけて会場内を散策しました。


今年はガチャポンコーナーがありました。
参加者1名につき一回のガチャポンができます。
こちらもなかなかの長い列になっていました。




会場内には様々なイベントブースがあったので、写真で紹介します。


fufutyクッションが気持ちよさそう


千葉県のオリジナル品種


一合当てにチャレンジ




録音した自分の声を当てるゲーム



D-LABでは私も挑戦しましたが、自分の声を当てるのは難しかったです。


休憩コーナーでは、将棋盤が置いてあり、開会式前に親子で将棋を指している光景が見られました。
動物しょうぎや9マス将棋も置いてありました。







将棋のイベントなので、将棋盤があって自由に指せるのはいいですね。
動物しょうぎや9マス将棋などの初心者用の将棋盤があるのもいいです。
関東大会名物の決勝トーナメント表も設置されていました。
予選3連勝しないとトーナメントに行けないので、ここに入るだけでも大変です。


本会場には託児所も用意されていました。
9:30~16:30まで先着30名に限り託児所に預けることが可能です。(対象:6ヶ月~6歳児)



託児所があると、小さいお子さんがいる保護者にとっては助かりますね。
おそらく今年初めての試みだったかと思いますが、来年以降もあるといいですね。
対局時計の使い方
本大会のうでだめし対局は、対局開始15分が経過すると3分切れ負けルールの勝負となります。
3分切れ負けルールになると、対局時計が設置されます。
対局時計が入っても慌てないように、事前に対局時計の使用に慣れておきましょう。
本大会では、対局時計に慣れていない、または使ったことがないお子さんのために、練習会が開催されています。
受付開始から開会式直前までやっており、奨励会員のお兄さんが優しく対局時計の使い方を教えてくれます。




対局時計に慣れていないお子さんがいたら、ぜひ対局時計の使い方を習っておきましょう。
なかなか教えてもらえる機会がないですし、奨励会員が優しく丁寧に教えてくれます。



親御さんも折角の機会なので、お子さんと一緒に見ておきましょう。
保護者の過ごし方


受付を終えてから、開会式までの保護者の過ごし方は様々です。
座席でゆっくりされている方もいれば、各種イベントにお子さんと積極的に参加されている方もいます。
開会式が近づくと運動会さがなら対局席周りの場所取りが始まります。
折角大会に参加したのですから、お子さんの写真を撮りたいですし、対局姿も見たいですね。


対局席の周りは保護者であふれていた


写真を撮るなら早目に場所の確保を
対局場周りは混雑します。
お子さんを観戦される方は早めに対局席近くの場所を確保しておきましょう。


開会式


開会式
10時よりテーブルマークこども大会/関東大会の開会式が始まりました。
まずは日本将棋連盟の出席者の紹介。
・千葉幸生七段(日本将棋連盟常務理事)
・森内俊之九段
・香川愛生女流四段
・脇田菜々子女流初段
森内九段は決勝戦の解説を、香川女流四段は聞き手を、脇田女流初段は棋譜読み上げを務めます。
続いて千葉幸生常務理事よりご挨拶があり、東京都小池知事のメッセージも読まれました。
今年は開会式の中で子供達全員による宣誓読み上げもありました。
練習の一回を挟み、子供達は元気いっぱいに宣誓を行いました。
宣誓、私達はルールを守り、正々堂々今日一日将棋を指すことを誓います。
テーブルマークこども大会関東大会参加者一同


こしのつよし君からの応援メッセージもありました。


ルール説明


開会式を終えるとルールの説明です。
テーブルマークこども大会のルールは下記の通りです。
テーブルマークこども大会ルール
- 王手は言わなくても大丈夫。ルール違反にはならない。
- 対局場には飲み物以外は持ち込まない。
- なにか反則など問題があった場合はすぐに手を挙げて、係の人を呼ぶ。投了した後からの申し出は受け付けない。
- うでだめし対局は各ブロックで3対局する。3勝した人がトーナメント戦に進む。3勝できなかった人はエンジョイ対局に出場できる。
- まず始めに駒を並べる。相手がいない場合は相手の駒も並べる。
- 並べ終わったら振り駒をする。振り駒は年長者、もし同じ年の場合はじゃんけんで勝った人が行う。歩を5枚振り、表が多いと振った人が先手となり、裏が多く出ると振った人は後手となる。
- 振り駒が終わってもすぐに対局を始めない。「はじめ!」と太鼓の後で一礼して始める。投了の時も一礼して負けを知らせる。
- 5分毎に知らせる。途中から審判の判断による対局時計(チェスクロック)を設置する場合がある。
- 対局時計は置く時間により2~3分に設定し、時間を過ぎたら負けになる。
- 対局が終わったらその場で手を挙げ、スタッフを呼び、勝った人は王将のハンコを、負けた人は角のハンコを参加証に押してもらう。もし間違っていたらすぐにスタッフに伝える。
- ハンコを押した後、二人で駒を片付けて受付に行く。
- 受付が済んだら、次の対局の席番号を忘れずにもらう。
- 席番号をもらったら、休憩になる。
- 自分の席に荷物がある人は、荷物を持ってから休憩する。
- 20分で終了の太鼓が鳴るが、投了していない所はそのまま対局を続ける。
- 対局中に二歩や助言など反則があった場合は、その場ですぐに手を挙げてスタッフを呼ぶ。二三手進んだ後や投了後の申し出は一切認められない。
- 持ち駒は相手に見える所に置く。手の中に握ったり隠したりしない。
- 相手がいない場合は不戦勝になることがある。対局を行っていない場合でも一局となる。
- マナーを守って楽しく指しましょう。
- エンジョイ対局は、制限時間はない。消しゴムは勝ち数、対局数によってもらえる。
保護者は、対局中は見ることしかできません。
お子さんには、トラブルが発生したらすぐに手を挙げてスタッフを呼ぶように言っておきましょう。
ルール説明が終わり、いよいよ対局の開始です。
対局(午前の部)


うでだめし対局
うでだめし対局は、駒を並べ振り駒を終えた後に、太鼓と「はじめ!」の合図と共に一斉に始まりました。
うでだめし対局は3局あり、3連勝した子のみが次の決勝トーナメントに進出できます。
実力者と言えど、この予選対局で敗戦となるケースも多く、突破するのは大変です。
一局目は会場が緊張感に包まれ、駒音だけがパチパチと鳴ります。
保護者の方々も真剣にお子さんの対局の行方を見守ります。


5分もすると対局が終わる席が出てきます。
対局を終えると対局者は手を挙げて、スタッフが来るのを待ちます。


スタッフは対局者それぞれの参加証に勝敗の印を押します。
勝った方が王将、負けた方が角の印が押されます。


勝敗の印が押されれば、対局相手と共に受付に報告に行きます。
ここで次の対局場所を示す席番号を受け取り、休憩となります。


うでだめし対局は、時間が経過すると共に、「5分経過」、「10分経過」とアナウンスが流れます。
15分が経過すると、対局が続いている席に対局時計(チェスクロック)が設置されます。
対局時計が入ると「3分切れ負け」ルールとなり、対局と時間の勝負になります。
見ている保護者の方も対局時計が入ると、より緊張感が増してきます。




観戦していて、対局時計を押し忘れている子がちらほら見かけました。
3分切れ負けルールなので、少しでも押すのが遅れると致命傷です。
押し忘れがないように、事前に対局時計の練習会に参加したり、お子さんに忘れないように言っておきましょう。
1局目の対局は30分ほどで終了しました。
10分ほどの休憩の後2局目に入ります。
3局目が終了したのは、12時過ぎでした。
エンジョイ対局


うでだめし対局の他に、エンジョイ対局も行われました。
エンジョイ対局は受付でランダムに対局相手が決められ、将棋の対局数や勝ち星で、駒消しゴムを獲得するという方式です。
たくさん指せば指すほど駒消しゴムがもらえるので、多くの子供達が参加していました。
エンジョイ対局は、うでだめし対局で敗退したお子さんも午後から参加が可能です。



エンジョイ対局でたくさん将棋を指して楽しんでほしいですね。
駒消しゴムがもらえるのはとてもいい企画です。
各種イベント(午前編)


会場では様々なイベントがやっている
うでだめし対局とエンジョイ対局が進行している中で、会場内では様々なイベントが行われていました。
まずは恒例のテーブルマーククイズラリーです。
会場に入ってからプロ公式戦の封じ手休憩まで、受け付けていますので、午後の遅い時間まで参加が可能です。








クイズラリーを楽しむ親子
冷凍うどんの試食は今年もやっていました。
2回に分けて実施されていましたが、なかなかの長蛇の列でした。







長い列に私は断念しましたが、早めに並ぶのがおススメです。
今回は初めての企画もありました。
「駒つかみチャレンジ」と「駒ならべ30秒チャレンジ」です。
「駒つかみチャレンジ」は、箱の中の駒をつかみ王将が出れば、パックごはんがもらえます。
こちらは保護者も参加可能で、たくさんの子供達や親御さんが参加していました。




王将を掴んでいればパックごはんがもらえる
「駒ならべ30秒チャレンジ」は30秒以内に駒を並べるゲームです。
30秒以内に駒を並べるのは結構スピードがいります。
12人一斉にスタートし、私が見た中では二人のお子さんが30秒以内に駒を並べていました。




30秒以内に並べられるか


二人の子供が見事達成!
他には、リピーター限定の駒消しゴム特別バージョンのプレゼント企画もありました。
過去3年間本大会に参加した人限定で好きな駒消しゴムが一つもらえます。




5種類の駒消しゴムから一つもらえる
昼食
会場内は飲食自由です。
家から弁当を持ってきたり、コンビニ等で買って持ち込んでくる人もいれば、東京ビッグサイトのレストランで取る人もいて様々です。
会場にはキッチンカーが3台来ていました。
会場外にはコンビニやレストランもありますが、キッチンカーで昼食や軽食を買うのもいいですね。






私は、お昼にケバブ丼を選びました。


腕自慢のお子さんは、うでだめし対局から次のトーナメント戦まで時間があまりないので、会場内に持ち込むのがおススメです。
決勝トーナメントに進出するとゆっくり昼食を取る時間がありません。
対局(午後の部)


トーナメント戦
12時20分より、トーナメント戦が始まりました。
トーナメント戦はうでだめし対局で3連勝した子のみが参加できます。
8人に一人の狭き門ですが、低学年で124名、高学年で108名がトーナメント戦に進出しました。
トーナメント戦は持ち時間10分の切れ負けルールです。
いかに早く正確に指すかが求められます。
トーナメント戦は高学年、低学年共に一回戦から始まり、6回勝って決勝戦となります。
つまり優勝するにはトーナメント戦で7回、うでだめし対局も合わせると10回勝たないといけません。
低学年の部、高学年の部と一角に分かれ、対局がスタートしました。
保護者の方々も緊張感を持って、我が子の対局を見守っています。


1回戦、2回戦と30分置きにどんどん進行していきます。








森内九段も観戦


高学年ベスト8戦
各種イベント(午後編)


壇上では、森内九段と香川女流四段による「しょうぎのがっこう」と「詰将棋クイズ」が開催されました。
「しょうぎのがっこう」では森内九段が将棋の基本的なルールを解説。
中飛車戦法や符号の読み方などの説明され、初心者や親御さん向けでとてもわかりやすい内容でした。


森内九段が初心者向けに解説
「しょうぎのがっこう」の後は、「詰将棋クイズ」です。
森内九段が出した詰将棋のクイズに、会場の参加者が答える形式で、多くの保護者や子供達が挙手して、クイズに答えていました。
壇上は会場各地に設置しているモニターでも確認できるので、遠くに座っている方でも解説を聞くことができます。


モニターにて
14時35分頃になると、壇上ではJTプロ公式戦に出場する棋士の紹介が始まりました。
決勝戦に進出したのは藤井竜王・名人と永瀬九段です。
出場棋士の紹介のアナウンスが流れると、ひと目棋士を見ようとたくさんの方が壇上前に集まりました。




会場にはいたる所にモニターが設置されていた
指導対局


会場の端では、6人の奨励会員と脇田女流初段による指導対局会も開催されました。
受付時に抽選した指導対局券に当たれば参加することができます。
なかなか強い人に教わる機会がないですし、一局を通して良かった点・悪かった点を指摘してくれるので、当選されたお子さんは積極的に指導対局を受けるのをおススメします。




脇田女流初段


三位表彰
15時前になると、高学年の部、低学年の部共に準決勝が始まっていました。
うでだめし対局から7~8連勝している同士の対局です。
準決勝から奨励会員が審判として見守る中で対局が行われました。




15時過ぎに終局し、決勝に臨む4人(低学年2人、高学年2人)が決まりました。
惜しくも敗れた4人はトーナメント表の前で3位の表彰式が行われます。
表彰状の授与と千葉常務理事との記念撮影が行われました。


低学年の部3位


低学年の部3位


高学年の部3位


高学年の部3位
決勝戦まで行けずに残念ではあったかと思いますが、1000人以上参加している中での3位は立派な成績です。
うでだめし対局から8~9局も指してよく頑張ったと拍手を送りたいです。
決勝戦


15時45分頃より、ステージ壇上にてテーブルマークこども大会/関東大会の決勝戦が始まりました。
低学年の部


まずは低学年の部です。
決勝に進出したのは、村上歩夢君(神奈川・3年)と元木稜太君(千葉・2年)。


対局前に意気込みを述べた後、対局が開始されました。
対局は会場各地に設置されたモニターにも映し出されています。
いろいろなアングルに切り替わるので、対局者の様子がよく伝わってきました。


対局の模様は大盤で再現され、森内九段の解説付。
雁木対右四間飛車の一局で大激戦でしたが、森内九段も「ハイレベルな将棋」とコメントされるほどの内容でした。
最後は村上君が寄せ切り、低学年の部優勝となりました。
村上君は先の倉敷王将戦全国大会でも低学年の部で全国3位に入り、見事実力を証明しました。
読みの深い将棋を指すので、今後の活躍が楽しみです。


低学年の部
惜しくも敗れた元木君でしたが、随所に森内九段をうならせる手が出てその実力の高さが見られました。
まだ二年生なので、来年も楽しみです。


低学年の部
高学年の部


高学年の部は、川本泰輝君(佐賀・6年)と小林知生君(群馬・6年)の対局です。
二人共に全国大会常連の強豪で高いレベルの将棋が期待できます。


戦型は角換わり。
会場では、多くの方々が決勝戦の模様を観戦されていました。
モニターがあるので、遠くからでも十分観戦ができます。


どちらが勝つかわからない迫力の終盤戦でしたが、川本君が見事に寄せ切り、高学年の部優勝となりました。
川本君は佐賀県からの参加。
すでに大人も参加する一般のアマ大会でも県代表になるなど実績十分。
その実力をいかんなく発揮し、この関東大会でも優勝しました。


高学年の部
小林君も低学年の頃から全国大会に出場するなど活躍する強豪。
決勝戦は惜しくも敗れましたが、内容は決勝戦に相応しい大激戦で、あと一歩でした。
中学生になっても将棋を続けて、また大きな大会で活躍してほしいと思います。


高学年の部
表彰式・大会結果


表彰式
高学年の部の決勝戦が終了し、表彰式が行われました。
優勝者には、表彰状とテーブルマーク杯、また免状(低学年:初段、高学年:二段)が贈られます。




また副賞として、テーブルマークパックごはん詰め合わせセットも贈られました。


関東大会の最終結果は下記の通りです。(敬称略)
| 大会 | 参加人数 | 低学年 | 高学年 |
|---|---|---|---|
| 関東大会 (東京) 11/23(日) | 2521名 | 優勝:村上 歩夢(神奈川3年) 準優勝:元木 稜太(千葉2年) 三位:日和佐 蓮(神奈川3年) 三位:山原 侑太(神奈川2年) | 優勝:川本 泰輝(佐賀6年) 準優勝:小林 知生(群馬6年) 三位:佐藤 研吾(神奈川5年) 三位:伊藤 佐介(神奈川) |
テーブルマークこども大会の全結果は下記の通りです。(敬称略)
※参照:2025年度日程&結果(こども) | 将棋日本シリーズ | JTウェブサイト
| 大会 | 参加人数 | 低学年 | 高学年 |
|---|---|---|---|
| 中国大会(岡山) 6/21(土) | 305名 | 優勝:森川 遥仁(島根3年) 準優勝:岡 研人(愛知3年) | 優勝:濵本 陽大(愛媛6年) 準優勝:森 晴陽(大阪4年) |
| 東北大会(仙台) 6/28(土) | 218名 | 優勝:森 晴哉(宮城3年) 準優勝:青山 倖大(栃木2年) | 優勝:鈴木 誠(宮城6年) 準優勝:高津 礼音(東京6年) |
| 北海道大会(札幌) 7/26(土) | 198名 | 優勝:塩野谷 海翔(札幌3年) 準優勝:高橋 澪(札幌3年) | 優勝:橋爪 航太郎(5年) 準優勝:粟田口 朝耀(東京4年) |
| 福岡大会(福岡) 8/2(土) | 390名 | 優勝:川島 啓輝(佐賀3年) 準優勝:額賀 龍之介(佐賀3年) | 優勝:矢野 稜真(福岡6年) 準優勝:菊永 将太(鹿児島5年) |
| 静岡大会(静岡) 8/9(土) | 314名 | 優勝:本原 成(東京2年) 準優勝:石津 遥真(東京1年) | 優勝:安藤 隼斗(焼津4年) 準優勝:礒貝 啓佑(宮城4年) |
| 信越・北陸大会(新潟) 8/16(土) | 175名 | 優勝:内藤 大惺(石川3年) 準優勝:石田 智久(東京2年) | 優勝:金子 巧磨(長野5年) 準優勝:在國寺 晴太(東京5年) |
| 四国大会(高松) 8/30(土) | 298名 | 優勝:清水 康平(岡山3年) 準優勝:池内 楓(高松3年) | 優勝:安田清流(岐阜4年) 準優勝:小林栄生(兵庫5年) |
| 熊本大会(上益城郡) 9/13(土) | 252名 | 優勝:森本 響士(広島2年) 準優勝:山﨑 爽右(福岡2年) | 優勝:内木場 雅春(宮崎6年) 準優勝:信太 晴鷹(福岡6年) |
| 東海大会(名古屋) 10/12(日) | 955名 | 優勝:吉永 悟(名古屋3年) 準優勝:山下諒真(名古屋3年) | 優勝:首藤 大地(大府6年) 準優勝:佐々木 和斉(名古屋5年) |
| 大阪大会(大阪) 11/9(日) | 1236名 | 優勝:山下 伊織(大阪3年) 準優勝:好井 聡一(奈良3年) | 優勝:北川 友悠(滋賀5年) 準優勝:塩手 遥之(鹿児島5年) |
| 関東大会(東京) 11/23(日) | 2521名 | 優勝:村上 歩夢(神奈川3年) 準優勝:元木 稜太(千葉2年) | 優勝:川本 泰輝(佐賀6年) 準優勝:小林 知生(群馬6年) |
JT日本将棋シリーズプロ公式戦/決勝戦


テーブルマークこども大会の決勝戦が終了し、続けてJT日本将棋シリーズプロ公式戦の決勝戦が始まります。
対局者は藤井竜王・名人と永瀬九段。
派手な演出で両者が壇上に上がり、対局前に意気込みを述べられました。




左:永瀬九段 / 右:藤井竜王・名人
対局


対局
17時30分より対局が始まりました。
会場内はステージのみに明かりが入り、壇上の様子が見えやすくなっています。
途中封じ手クイズで15分ほどの休憩がありましたが、対局は18時30分頃に終了となり、藤井竜王・名人が勝利し、2年ぶり3回目の優勝となりました。
プロ棋士の将棋を生で観戦できる機会はなかなかありません。
時間やお子さんに余裕があれば、観戦してプロ棋士の所作や指し手を見て欲しいと思います。



大盤と解説付きなので、内容もわかりやすいかと思います。
表彰式
10分ほどの観戦があり、JT日本シリーズの表彰式となりました。
表彰状・JT杯・賞金の授与、テーブルマークぱっくごはん1年分が贈られました。




閉会式
抽選会
表彰式が終了し、最後にJT杯覇者の藤井竜王・名人によるおたのしみ抽選会が開催されました。
将棋盤、駒セット、対局者の直筆サイン色紙などが当選者に贈られました。


藤井竜王・名人直々に手渡す





当選された方は壇上にて藤井竜王・名人から直々に渡されます。
一生の思い出になりますね。
最後に藤井竜王・名人より閉会の挨拶があり、本イベントは終了となりました。
最後の閉会式が終了したのは19時30分頃でした。



最後までたくさんの観戦者やお子さんが残っていました。
お見送り
イベントは閉会となりましたが、藤井竜王・名人が直々に観戦者の見送りをされます。
一瞬ではありますが一目見てみたいと多くの観戦者が長い列を作って、藤井竜王・名人に見送られていました。
私も一番最後に並び、写真を撮らせていただきました。






会場を出たのは20時頃。
この時間になると、5000人以上が来場されたテーブルマークこども大会も全ての来場者が退場し、後片付けが始まってました。




会場のシャッターが閉まる


2025年テーブルマークこども大会/関東大会 あとがき


テーブルマークこども大会/関東大会
今年もテーブルマークこども大会を観戦させていただきました。
息子達と述べ10回、同郷のお子さんの同伴者として4回、合わせて今回で14回目の参加となります。
まずは2年連続で同伴者としてお付き合いいただきました同郷のIKさん親子には大変お世話になりました。
この記事が書けたのもIKさんにご協力いただいたおかげです。
本当にありがとうございました。
テーブルマークこども大会は私が初めて参加した15年前から、基本コンセプトは変わらず、将棋を指すお子さんのみならず、付き添いの親御さんも存分に楽しめる将棋イベントとなっています。
子供達はうでだめし対局やエンジョイ対局を通じて一日将棋を指す楽しさを味わえます。
またガチ勢もトーナメント戦や優勝を目指して、名の知れた強豪と対局しながら腕を磨くことも可能です。
最後には藤井竜王・名人のようなトップ棋士の対局も生で観戦できますし、こどもの将棋大会としてここまで充実している大会は他にはないのではないでしょうか。
この記事を通して、「テーブルマークこども大会」の魅力が皆様に伝わり、「ぜひ参加したい!」、「また参加したい!」と皆様に思っていただけたら幸いに思います。
このような将棋大会を毎年のように開催いただいているJT様、テーブルマーク様に感謝して、この記事を終えたいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。













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